北山行き

あまり、色々な処に寄ったので混乱して何から書いていいのかわからなくなった。
Nさんと一緒に、尼寺で、Oさんと待ち合わせ、Oさんの車で、北山ダム方面に行きました。
川上を通って山の奥え、奥え、…   「北山ダムに行くから、来ませんか」というお誘いに,行った事無い所は,興味深々,   山だけを見れば都会を離れたとかんずるけれど、道は何処も立派に舗装されて、田舎という感じがしない。何処をどう通って何処の町か村かわからないまま。迎えに来て下さった車に誘導されて、立派な旧家につきました。 此処が第一番目、Oさんの目的のお宅です。
 
Oさんの、お母様が昔沢山の学生さんのお世話をされて、其の思い出を写真入の自費出版の本になさった物をお届けする為に、この山奥まで、届けられたと云う訳です。 大きな木に囲まれた、狭い通路の坂道のこのお宅は、築130年だそうです。80を超えられたNさんという方は、今はお一人暮らしと聞いて、思わず「恐くないですか」と聞いてしまいました。和裁の先生で、今でも福岡方面から生徒さんが見えるそうです。   農業もされていられるとか、吃驚するやら感心するやら、こういう山奥での生活なんて考えた事もありませんでした。
此処まで来る道すがらにも、山の谷間に家々が密集している場所を、幾つも見かけました。
 
此処の文化財吉村家。萱葺屋根の古い古い家(立て札の文は忘れました)を見学。天井の無い、大きな太い梁、土を固めたようなおくどが印象に残っています。
 
途中2〜3軒、ご本を渡しました。昼食は、佐賀でも名のあるパンやさん、コーヒー共で160円也!?新しく出来るダムを、見下ろしました。美しい山々に、人工の技。複雑な気持ち。
 
古湯で、温泉に入りました。此処で疲れを癒し!??  次は,製麺所。此処も子供さんがOさんにお世話になったとかで、とても懐かしがっておられました。   子供に送る麺を少し購入。
 
少し下った所で、ハプニング。Nさんの時計が見つかりません。温泉の場所にあるとかで、引き返し、無事手元に、お形見の大事な時計とかで、本当によかった。
 
山の裾野のような所の細い道を通って、何処に行くのだろう??  弘学館の道を通って、百合の栽培所。それぞれプレゼント用のカサブランカをかいました。此処は苑の近く、朝からの長いドライブを終えて、

ようよう我が家にたどり着きました。 道筋だけで、感想は無し。  尋ねた所は富士町でした。
新しく出来るダムは、嘉瀬川ダム。北山ダムとは、用途が違うとのことです。
 
杉山の、緑の濃淡がとても綺麗でした。山の上の住宅はもう炬燵。ストーブが入っていました。