さんしょう太夫

2泊3日の韓国行き。いささか疲れました。行こをか、行くまいか、というより、行かれるかな?朝まで不安でした。元気な人で通っている私も、お風呂のも入らず寝てしまった。

 
生まれて初めて!??かなー、朝風呂に入って、少しばかり元気回復。サプリメント飲んでもっと回復。     午後、Fさんと、ご一緒に、市民会館にいきました。
 
今日の公演は、前進座の『さんしょう太夫』子供の頃から何度か読んでいるので、これは、筋書きも知っていました。   悲しい物語は余り好きではないけれど、「今度は良い場所ですよ」と、お世話役の、Kさんから言われた事と、切符を無駄にしてもという、両欲!!?で、いくことにしました。
 

説経節とかいう、異様な雰囲気から始まって、舞台の左右の和楽器。物語の進行。「あれ!!」、と思ったら、演じていない役者さんが、かわりがわり両脇に座って、楽器や、話を受け持っているのがとても興味深く面白いやりかただなーと、思った。
 
物語は、はらはらする場面、やるせない場面と、悲しく進んで行きました。
 
目出度し目出度し。とはならないけれど、最後は少し「ほっ」。
 
私にとっては、残酷すぎる場面が多すぎて、目のやり場が無かった。   最後の、のこぎりは、もう、目を瞑るばかりでした。   悪を懲らしめるのは、あそこまでしなければいけないのかなー??       哀れは、より、哀れ。   悪は、より、悪。舞台演技は、誇張されて演じられるけれど、思い出すと、どちらも、身震いしそうです。
 
歌舞伎でもあり、現代風でもあり、ミュージカル風でもあるなーと、思って、
帰ってから、頂いたプリントを読んだら、日本のミュージカルと書いてありました。
 
面白かった。と、ルンルン気分で帰る。という気持ちにはなれない、今日の観劇でした。