今日は、観劇です。

『長州異聞』という演劇は、正直言って、難しかった。私の観方が間違っているかもしれないけれど、この、演劇は、観るというより、聞く??という感じ、其の、肝心の台詞が、最近あまり聞こえなくなってきた。老化現象と云はれれば、治療のしようも無い。
 
日本の憲法が生まれる明治の政治家さん達の、苦悩と、葛藤。冷たい目で見るひねくれ者の、批判。今の世の中でも、通ずるものがあると思います。   どちらが正しいか??それは、見る人によって違うでしょう。
 
演劇というのは、テレビドラマなどと違って、動作も、台詞もオーバーなせいもあるでしょうけれど、もう少し、後味の良いひねくれ者だったら、こちらの、後味も!?もう少しよかったのに…なんて、思った。でも、それを、意識した演出なのかもしれないし・・・
其の時は、心に残った台詞もあったのに、今は、忘れてしまった。『天皇』という言葉がこの時初めて生まれた事を知りました。と、したら、それまでは、なんといわれていたのだろうか?。私の聞き違えでしょうか。
 
今の世の中も、こういう、辛口さんがもっと居た方が良いのに・・・なんて思ったり・・・
 
どの演劇をみても、考えさせられる事が沢山あります。
 
でも、本音は、ぱーっと、楽しんで、なーんにも残らないお芝居でいい、と思うのが年寄りの私の願いです。
 
でも、それでは、演劇、ではなく、喜劇。