雛が、生まれていました

何時も通る買い物道。今日もがらがらを引いて与賀神社の手前、人が数人集まって何か覗いたいる。神社の向かい側、好奇心で近ずいた。「何かあるのでしょうか?」「ほら、此処見て御覧なさい」指をさされた小さな側溝を見ると、可愛い雛が4〜5羽。思わず「わー可愛い」お母さん鳥が、があがあと、道路の真ん中で鳴いている。
 
近所の方に話を聞くと、何日か前、Mさんという方の家の前の植え込みの中で、雛を孵したとか…10個の卵のうち6羽うまれたそうだ。この家の奥様が、ズーッと面倒をみていらしたらしいけれど、金具の柵のしてある側溝には、どうして入ったかは、誰も分からないらしい。      鴨の種類らしいけれど、これも、誰も知らない。
お堀の鴨とも違うようだ。
 
以前、テレビで見た皇居のカルガモを思い出した。
 
心残りだけれど、又帰りにと、其の侭買い物。
 
帰りは、近所の方たちの手で、川に移されていた。其の時1羽川に下り損ねて、死んだと、手伝った奥さんがとても悔やんでいらした。仕方ない事と、慰める方。
ふた親に見守られて、5匹は元気に泳いでいる。滅多に見られない光景。携帯で、写している男の方。何時も静かなお宮さんの前も、近所の方達でにぎわっている。
護岸のくぼみに入ったり少し高い処に乗ったり、何ともいえない、可愛さに、何時までも眺めていた。
 
一度、家に帰ったものの、あの可愛い雛ちゃんが忘れられない。こんな情景は二度と見られないだろうと、思い切ってカメラを持って又見に行った。もう誰もいなかったし、近くの橋のところまで来ていた。    中々、いいアングルがみつからなかったけれど、4枚ほど写した。小さい画面でよく分からないけれど、良い記念になります。
ほのぼのと、心の癒された日でした。