申告に行く

毎年の事だけれど、2月になると、市県民税申告の用紙が、市報に入っている。
低収入だから、面倒なので、昨年は行かなかった。理由は、長く待たされること…別に急ぐ生活ではないのだけれど、順番待ちの長待ちは、何と無く嫌なものだ。
 
誰でも必ず申告するようにと、書いてある。    公民館なら、期日指定!??で、待たないで済むと、聞いた。 で、今日は公民館に行く。不便な場所で、歩くには遠く、タクシー。
 
部屋に入って、驚いた。番号は117番。20人近く待っていた。「やれやれ、又待つのか」でも、市役所より遥かに少ない。
 
市の職員さんは10人程。申告に来ている方は、殆どが、お年寄りで(私も含めてです)手間が懸かるようだ。
 
今年は、少し臨時収入があって、「申告の時尋ねてください」と会社の人から言われたので、重い腰を上げたと言うことです。     必要な書類を、もたもたと、提出して、係りの職員さんが計算??!「税金は、掛かりませんけれど、国民健康保険税が、少し増えるかもしれません」で、私の申告は済みました。
 
「低所得でも来ないといけないのでしょうか?」「来て頂かないと、とても手が掛かるので、お気の毒ですけれど、来るようにお願いします」と言う、応答でした。低所得に、往復タクシー代、痛いです。
 
ご主人は、一人では、椅子から立ち上がれない、奥さんもよろよろ歩いて、二人とも、他所の方に助けられて、職員さんの前に腰掛けた。奥さんだけが話をしている。  とても気になった。  他にも、やっと歩いている方、何もかも職員さんまかせで、じっと、腰掛けているだけ。   待っている間、  色々考えさせられることがありました。