続、8日

朝、電話で、飛び起きる。Oさんからの電話だった。お母様が病気で、緊急入院、10日に約束した、S子さんのお見舞いは、行かれなくなったので、S子さんに知らせておいて下さいとの事。すぐでは、早すぎるので、10時頃病院に連絡を頼んだ。病院は、取次ぎしてくれない。S子さんから折り返し電話。頼まれて買っておいた品物は、宅急便で送る事になった。S子さん、寂しいでしょうけれど、仕方ないですね。 
 
午後からは、洋裁、欲しいという人があるので、長襦袢2枚持っていく。赤い派手な襦袢、ブラウスにもならないし、何にするのかな?…とても喜んで「孫の七五三の着物作る」のだそうです。洋服の事ばかり考えていたので、それは、気がつかなかった。
いらない物は、誰かの役に立てば有難い。襦袢がお祝いの着物に変身、嬉しい事です。
 
引き出しの中が、だんだん空になるのは、淋しい気もするけれど、箪笥のこやしになって、いずれ捨てられるよりも、早く処分して、喜んでもらえれば、私も嬉しい。
 
役に立ちそうな布を、学校に持っていくと、誰かが、貰ってくださる。今、リホームが流行っているし、昔の物は、生地がしっかりしているから、案外、いいものが出来る。お友達同士で、生地の遣り取りをしたり、スタイルを考えたりするのも、楽しい会話になる。
 
暖かすぎて、すっきりしなかった、お脳も、皆の笑い声で、スッキリ。ベストの裏の、裁断だけで、何もしませんでした。
 
どんよりした空模様が、雨に変わり、今日も、お堀端の鴨さんを、眺めながら、帰りました。