タペストリーもどき!!?

柱時計が駄目になって久しい。丸い時計に替えたけれど、長方形がくっきり壁に形を残して汚くて気になっていた。50年も経ったこの、おかしな材質のかべは、全部やり直さないと駄目、と大工さんは言うけれど、後何年棲むかわからないのに今更とも思う。如何したものか、考えあぐねて、今日まで・・・
 
ふと思いついたのが、母の夏の麻の帯。手ごろな棒も見つかったので、上下をミシンかけで、出来上がり。さてどうして取り付けるか・・・台に乗って、何とか天上まで手は届くけれど、ここに、引っ掛ける折釘を差し込むのは、私にとっては、容易な業ではない。相手は硬い、首は痛くなる、足を踏み外したら、お隣行きだ。何度も試みて、やっと錐を揉みこんで、螺旋の折れ釘を差し込んだ。高くて見えないから、手探り作業。この前の門灯取替えを思い出す。あの時も恐かったなー。いくらお隣が、整形だって、腰治療だけで結構。
 
早速、タペストリー?をぶら下げ、時計を掛ける、下の空間に、先日御花の時作った、バレンタインハートも飾ってみた。今までよりは少しまし。アイロン掛けたのに、どうも交織のようで、両サイドは少しウエーブがついているけれど仕方ない。やっと出来たのだから良しと、しなければ。
草臥れました。
 
お雛祭り、八百屋さんの帰りにお寿司屋さんで、お雛様散らしを買って、お吸い物、お野菜煮で夕食を済ませた。飾りの蒲鉾に、金太郎飴のように、おびな、めびなが、練りこんで、可愛らしい、よく出来ているなーと、感心して眺めた。
 
何かが出来て、満足な一日でした。