ソプラノリサイタル

靄がお堀を覆い、楠の巨木も霞んでシルエットだけ、急に気温があがったせいだろうか?
室温も20度、暖かい朝だけれど、今にも泣き出しそうな空。

3時ごろ、クレールの藤さんが、温灸をしに来て下さった。何時も親切に有難い。会員のお宅を定期的に廻ってのサービスとか。
 
労音の、切符が1枚余ったと、頂いた。森麻季さんと云うソプラノ歌手、まだ若いけれど海外でも活躍している方とか、   雨の中3人でタクシーの相乗り。中ホールは満員、全員指定で、助かった。
玉をころがすような、美しい声、容姿も可愛らしい、歌劇の中のアリアというのか、初めて聴くリサイタルで、10曲程の歌の中、知っているのは、2,3曲、伴奏者の、独奏もあった。最後に、日本の歌3曲、これは、お馴染みの曲。アンコールに応えて3曲もサービス。暫くぶりに心地よいひと時を過ごさせてもらった。
 
夜一人の帰宅は、嫌なものだけれど、今夜は、楽しい余韻が残る。