夫のお友達。

毎年年賀状だけのお付き合いだった、お父さんのお友達から、お悔やみ状とお供えを頂いた。
師範の頃の方で、随分仲良くして頂いたようだ。まだ元気な頃、時々、その方の事は、聞いてはいたけれど、お目にかかったことは無い。
 
学生の頃を、懐かしく思い出して、気落ちをしているとの、お便りに、私も涙してしまった。早速遺影にお供えして、報告をした。思い立って、先生になられたとかで、お年も、7歳程上で、兄貴のようだったということも、度たび、聞いたような記憶もあるけれど、余り覚えていない。昨年まで毎年、回り持ちでの、クラス会の、通知を頂いていたけれど、入退院の繰り返しだった、おとうさんは、何時も欠席。大濠公園で、逢ったのが最後と、お便りに書いてあったけれど、何時頃の事かしら?皆さん、お年を取られて、クラス会も、昨年で、打ち切り、幹事の方から、送られた、記念の、花瓶には、時々お花をさすこともある。塗り物の、綺麗な花瓶で、認知の薄れていた、お父さんも、何か思い出すらしく、時々手に持って眺めていた。
古い、ふるい、お友達からの、お悔やみは、本当に、感謝以外にないけれど、又色々思い出してしまう。この方も奥様が、お体が悪くて、ホームに、いらっしやるとのこと、90にもなって、さぞ、ご不自由なことだと、お察しする。