幸子さんのお見舞い。

小川さんから、度々お誘いがあったけれど、お互いの日にちの食い違いで、中々行けなかった。
今日10時過ぎ車で迎えに来て下さる。幸子さんの弟さんのひろしさんが、学会で、昨日から福岡にいらして、ついでに幸子さんのお見舞に行かれるとのことで、偶然、御一緒に、お見舞いという事になった。お姉さんの雪子さん、そのお嬢さんの孝子さんと、計5名。いきなり大勢で、吃驚するかな?    暫くぶりにお逢いした幸子さんは、全く無表情、両側から支えられて、杖を持って、以前より悪くなっているようだった。皆の顔は解るし、こちらが聴けば、小さな声で、答えは返ってくる。2台の車で外出して、おすしやさんで、会食をした。むさぼるように、もくもくと、食べる姿は、哀れ、これからについての、お話し合いはなかった。ひろしさんは、ご自分が、鬱になった時の、経験を話されて、その内よくなると、楽観しているようだ。
ひろしさんが、福岡に戻られたあと、若いときに、なった鬱状態と、年をとった幸子さん鬱は、違うと、口々に、話あった、この先どうなる事か、見守るしかない事。親しいといっても、私達は、他人、姪の孝子さんが、色々世話をされているようだ。

握手を、してもらうのがとても嬉しいと、かわりがわり、握手をして、手を振って、お別れしたけれど、悲しくなってしまった。
 
いろいろ考えるけれど、自分の、思いは書く気にはなれない。前を、向いてあるこう。