乾燥機が、直った。

お堀端のなんきんはぜも、紅葉が目立ち初め、お堀に、鴨が戻り秋の日差しを浴びて、静かに泳いでいる、この、目の前にある長閑な歩道を、久し振りに歩いた。お向かいの工事も、殆ど終わって、埃も立たない。でも行く先は、クリニック、お薬を頂きに行ったら、インフルエンザの、注射をしましょう、と言われた、あら、もう、と思ったけれど、ついでだから、していただく。
どの、インフルエンザに効くのか解らないけれど、一応ね。
 
大工さんの奥さんが、電気専門の、長男さんと、洗濯物の乾燥機の修繕に、見えた、自衛隊の電気工事屋さんとの事、家電屋さんではないので、少し不安、先日一度見に来て、切れていたベルトを、買い替えましょうと、持って行ったけれど、ご本人も、直るかどうか解らないと云う。後のベルトをはめて、前の方も解体していたようだ。1時間以上かかっただろうか、乾燥機が廻る音がしてきた。直ったようだ。覗きに行くと、いろいろ説明して、衣類の綿埃で詰った、汚いゴミと水をみせて、それも故障の原因といわれたけれど、それは、プロでなければ出来ない場所。とに角直って、ヤレヤレ有難い、一つ一つ、ハンガーに掛けて、背伸びして、お風呂場のロープに掛ける作業は疲れる、修理代もそれでいいのですか?と言うほど。何度も何度も、お礼を言った。
其の間、奥さんは、柿の枝の片付け、捨てるお布団も、車に載せて、皆サービス。年寄りには、本当に有難い、大工さん一家だ。嬉しかった。
「でも、又何時故障するか解りませんよ」と、言われたけれど、後何年持つかな?10年も経っているのだから、仕方ない。