幸子さんのお見舞い。

2時きっちり、小川さんが迎えに来て下さる。鶴屋によって、お見舞いのケーキ少し買う。
中多久という所を、小川さんはちゃんと病院の場所もコースも調べて、何の不安もなく、運転された。私には始めての道で、多少の不安はあったけれど、物珍しさもあった。運転しながら、いろいろ話した。幸子さんの事で、お知りあいになったのだけれど、気さくないいかただ。
 
中多久病院は大きな新しい病院だけれど、普通の病院のように、簡単に面会出来なかった。受付でしばらくまたされた。どんな関係かも尋ねられた。小川さんが、はきはき答えられる。私は、相変わらず、コックリするだけ。なんでも消極的で、駄目だなー。
 
介護師さんに案内されてドアーで隔てられた、別棟にいった。面会室で幸子さんにお会いする。
持って行ったチーズケーキを、ペロリと、食べてしまった。「甘い物がとっても食べたかった」と、嬉しそう、 お食事はとても、美味しいとの事。あんなに食欲がないと、毎日電話でこぼしていたのに・・・ケロリとして、又他の事で愚痴、相変わらずの人だ。 1時間位いたかな?家に帰ったのは5時半。 帰り道の車の中での話題は、自分達、そして同年齢のお友達の、行く末、といっても、小川さんはまだ61歳、今はお母様のお世話をしていらっしやるけれど、独身なので、先行き不安との事、誰でも、年取れば不安。仕方ない事。  考えても仕方ないから、出来る範囲で、楽しく生きないと・・・
  
小川さんのお陰で、お見舞いに、行く事が出来て感謝。  すぐ、雪子お姉さんに、電話で報告する。