九年庵

毎年、テレビの放映を見ては、一度見学に行きたいと思っていたところ、
クレールのKさんが、誘ってくださった。   生憎、洋裁とかち合ったけれど、連れて行って下さる方が無ければ行けません。 一も二も無く、九年庵ゆきです。
Nさんも、ご一諸です。     定められた駐車場から、シャトルバスに乗り換えて、大豆畑を珍しく眺めながら、目的地まで案外時間がかかりました。
 
仁比山神社の横の坂道は、年寄りには少々難!!?です。Nさんは、私より一つ上。お腰も少し曲がってます。Kさんに手を取られて、大丈夫かしら??   坂道には、お店やさんが立ち並び、まるで、お祭のようです。足元が不安で何屋さんか見るよゆうもありません。やっと、切符受付所。此処から又大変。石を積み重ねたような階段は、手を支える所も少なく、来た事を少しばかり後悔するほどでした。
お屋敷にたどり着くまでに疲れてしまって、見物のために作られた通路を歩くだけでした。
唯、分厚い萱葺きの屋根。竹の濡れ縁。障子の下の木の珍しい組み方は印象に残っています。   絨毯の様に敷き詰められた苔も美しかった。見物も行列で、ゆっくり止まる事は出来ません。
 
帰りの階段も、横向きに恐る恐る・・・無事、平地に来て、ホット、でした。
  
神社も高い階段の上。見上げて拝むだけです。  
国の名勝にも指定されていると言う九年庵。行って来たという話しの種にはなるでしょう。
印象も、何時まで覚えているかしら?    忘れ去るまでね!!?