一泊旅行(20〜21)

苑の旅行ではなく、希望者だけの、個人旅行です。   こういう、自由もあることを、知りました。
 
行く先は、呼子から、渡し舟!?に乗って約20分、加唐島と言う所。 古くから此処に入所している方の、故郷だそうです。  一人減って8人。タクシーで呼子まで、2時間強、厳木相知等、名前は知っていても通るのは初めてです。唐津は、やや都会的。 海には行っても、街中はこれも初めてです。知らない所を、車で見物できるのも、面白い事でした。 呼子は、烏賊と、朝市で知られている。烏賊の看板があちこちの見える、漁港、潮のかおりもいいものです。小型漁船も珍しい風景ですけれど、雨が降り出して残念でした。 船は8人乗りとかの、物を島に運ぶ船のようで、荷物が沢山運び込まれました。小さな丸い窓。      立ち上がらなければ、海の風景は見えません。これも残念。
 
建物も少ない小島を、想像していましたが、大きな家並のある、予想外の島。  迎えの車で着いた民宿も立派。   シーズンにはお客様も多いいようです。    雨はふりつづき、海のかすんで見えません。 お天気が好ければ、島の一部でも歩きたいと思ったのですが、残念がつづきます。
 
6時。見たこともないような、立派な鉢盛。ならぬ、板盛!??(分厚い大きな木の台)姿のままの上に載せられたお刺身。数種類。二つも運ばれました。 これ、8人で食べるのかな??と、仰天しているのに、またまた運ばれるお料理。鯛の塩焼き、荒炊き、天ぷら、新鮮なお魚なので、どれも美味しいです。あわびは、まだ動いて気持ち悪かったけれど、噛み心地は、私には一番でした。   お刺身は余りにも新しすぎて、身がしまり、歯の悪い私は、噛み切るのに時間がかかり、噛み草臥れ!?ました。又残念がふえます。お刺身は何種類あったでしょうか?数え切れませんでした。  贅沢の極みですね。
 
お休みは、女性6人、頭をつき合わせて、雑魚寝、女学校!?の、修学旅行を思い出しました。

8時50分の船に間に合うように起きる。 大きなお椀に入った荒入りのお味噌汁は、お味噌も違うのかとても美味しかった。 鯵のみりん干しも新しく美味しい。
 
昨日と同じ連絡線!??お客様一杯で、船底え…やっと、膝を立てて腰を下ろす。一枚下は海と言う感じです。お天気はよくなっていたけれど、此処では海どころではありません。 漁船のぷかぷか浮いた港は、滅多に見られない好きな風景なのにね。   寒い中、迎えのタクシーを待つ。
帰りの車で、海沿の景色が眺められました。   山を眺める、毎日の生活。 たまには、海もいいものですね。
 
2時間余り。我が家に着きました。職員さんの笑顔の出迎えは、一人の時には味わえない嬉しさがあります。   行く時も、皆さんが手を振って、送ってくださったし。だんだん、此処が我が家と言う気持ちにさせられると思います。