靴の修繕

数年前、広告を見て、靴の修繕を、何足か頼んだ事があった。薄い色の靴でも、わからないように綺麗に修繕してあった。ふと、思い出して、頼んだら、直ぐ来てくれた。
 
身長の縮みに比例して、足まで小さくなった。どの靴もぶかぶか…冬の間は、厚手のソックスを重ねて、スニーカーで、ドタドタ歩いていたけれど、暖かくなれば、それなりにおしゃれをしたくなる。
古くなって、皮がささくれたり、剥げた様にまだらになった靴も、直るとの事。(買った所では直らないと言っていたけれど…)靴も、気に入ったのは高価だし…履けるようになれば有難い。計6足頼んだ。
 
4足直りましたからと、持って来た靴は、立派に蘇生!!?していた。ささくれて、剥げたお気に入りの靴も、吃驚するほど綺麗、大きすぎる靴(私の足が、小さくなったのです)底にスポンジを入れて、がばがばしない。
どれも、捨てるのにはまだ早い靴ばかり、これで、冬用の靴も修繕してもらえば、当分、いや、一生??靴買わないで済むかもね…『勿体無い、思いをしないで、済みました』
 
驚いたのは、紐だけ替えてもらうつもりだった、古く薄汚れた白いスニーカーが汚れも落ちて、磨り減ったかかとまで、直してくれた事、これは、何時か忘れるぐらい前、長男が、アメリカから買ってきてくれたもの、とても、履きよく、愛用していたけれど、近所の買い物ぐらいにしか履けない程、草臥れていた。
町まで履けそうだ。      修理代は、総てで新品靴、一足代位。    有難い靴の病院。
まだ、若そうな、可愛い女の子で、2級建築士の、免許を持っていると、話していたけれど、どういうわけで、靴の修理屋さんになったかは、聞き漏らした。