日曜の夕方

今日はいかにも、秋日和、いいお天気だ。仕舞いこんでいた、冬の分厚いシーツを洗う。
 
片付けの後は頼まれていた直し物、昨日の続き、部分部分ほどいて、希望どうり直すのは、手間のかかる作業だし、時間もかかる、まして、ご本人にはお逢いしたこともないから、着た時どんな感じかも、想像出来ない、2週間ほど前、送ってきた4枚分、やっと仕上がって、肩もこる、目もしょぼしょぼ。でも、こういうことが、私には一番合っているみたい。 

誰も来ない、ノンビリした日だなーと思っていたら、一群さんが見えた。お玄関にあった腰掛けを直して、クーラーのユニットのがたつきを直して、奥さんは冬瓜と挽肉の煮たのを差し入れ。
コーヒーを入れたら、飲みながら「柿はまだ食べられないですか?」「さあ!食べてみたら」3個ばかり取って来た。「仏様に」と2個差し出して、「甘いですよ」と、食べていたけれど、まだ美味しそうな色ではない。来週取りに来ますね。と、帰った。

夕飯の支度にかかろうとしたら、又ベル。病院の寝巻きを着た人が立っていた。福田さんだ、吃驚した、何年振りかしら?転んで肩を骨折して、草場さんに、入院しているのでお尋ねしましたと、上がりこんで暫くお喋り。龍泰寺小路にいたときのお知りあいだ。暗くなったので、途中までお送りした。7月、ご主人亡くなられた由、お父さんの数日後だ。

お風呂に入る用意をしていたら、今度は、ピーポーピーポー。近所のようだ。鍵を開けて外に出る。又松尾さんかな?慌てて、車の近くまで行くと、どうも、中村さんのようだ。息子さんがかけて出て来た。お母さんが、頭痛がして、吐き気も止まらないので、救急車で、福田脳外科に行きます、とのこと、心配だけれど、居ても仕方ない。「お大事に」と、家に戻る。人事ではない。

病気しませんように・・・転びませんように・・・誰にでもなく、祈る。