電話

彼女からの電話が無い。かえって不安になる。どうかしたのかな?
毎晩、この電話、何時まで続くのかと、うんざりしていたのに、無ければないで、気になるからおかしなものだ。
こちらもそろそろ寝る時間、でも、このままでは、多分寝られないだろう。どうしょう、ほっておこうか・・・散々悩んだ!!!挙句、こちらから掛けてみた、中々出てこない、不安になってきた。
寝ぼけた声で、「もしもし」ア、無事だな、少しほっとした。
疲れたので横になっていた由。「電話が無いので、心配してましたけれど、大丈夫?」毎晩掛けると御迷惑と思って、我慢していた。とのこと、いろいろ話して、では、明日まで元気でいてね、と、電話を切る。こちらからの電話を、とても喜んで、何度も、何度も、嬉しかったと、くりかえしていた。自律神経失調症+軽い鬱。私も昨年、一寸なったけれど、何時の間にか治ってしまった。彼女は私から見れば、相当ひどく思うけれど、専門の先生のお見立ては、大した事ないみたい。生きる張り合いがなくなっている。私の声が、頼みの綱・・・なんて、大げさだなー。
一日の内の、30分位、考えれば、僅かなものかもしれない。泣き言ばかりで、楽しくはないけれど、幸子さんの為の時間にすること。と、覚悟!!を決める事にした。