中島潔の絵画

清水寺に奉納される襖絵を見に行きました。 写真や葉書では見られない繊細なタッチに感嘆しました。 絵のことはよく判りませんけれど、隅々まで神経の届いているというか丁寧というか、感心するほどこまやかです。
貧しい身なりの子供たちも、何とも言えず愛らしい。
襖絵より、他の絵に惹かれました。
 
襖絵は、後ずさりするほど、見事で、圧倒されたけれど、展示されてるスペースが狭すぎ、色も鮮やかすぎて、つかれました。
大きな部屋に収まれば見栄えがすると思いますけれど、狭い場所では見る人の感覚で、それぞれ違うと思いました。鰯もただただ圧倒です。
私は、初期の絵が好きでした。『生命の無常と輝き』このテーマをよく考えれば、絵の見方も又違ってくるかもしれませんけれど、込み合った中で、一通り見ただけでは、理解も出来ません。一人の生活だったら多分見る機会はなかったと思います。有り難い思い出です。
 
帰りに川上の鯉のぼり見学に連れて行っていただきました。
風が強く、鯉は、勢いよく泳いでいました。それぞれ個性があって大きな口を開けて、ユーモラス。この光景のほうが、気が楽に眺めることが出来ました。私には合っているかもね!!Yさん、有難う御座いました。