2度目の観劇

Hさんとご一緒に、佐賀市民劇場の観劇に行った。場所は、この前と同じ佐賀市民会館。近いから有難い。
 
出し物は、『ごぜさ、きてくんない』(ごぜ、の変換は無い)   文化座の、家の芸と、云はれているもの、との由だけれど、座長の、佐々木愛、以外の俳優さんの名前は知りません。
 
大正から、戦後にかけて、盲目の女の厳しい生き方を、描いた物語で、有名な女優さんが、演じたのを、テレビで、チョイ見!!?した事があるけれど、詳しくは初めて…
 
けして明るい物語ではないけれど、厳しい掟の中を生き抜く、おめくらさん(昔はそんな、呼び方を、していました)の、生き様は、何ともやるせなく、考えさせられました。
 
公の助けも無かったこの頃、たくましい生き方は、今では、考えられない事だと思う。
 
筋書を、よく読んでいなかったので、理解出来なかったこともあったけれど、大正5年から、終戦後を、2時間半ほどに、演じるのだから、見る側も、余程そのつもりにならないと…
 
家に帰ってから、あらためて又、荒筋を読み直して、思いをあらたにしました。