又、鬱なのでしょうか?

夕食の支度を先にすませて、お盆の買い物に八百屋さんまで行く。少し遠回りをして、葉書も出す。
 
日が翳れば少しは涼しくなると思ったけれど、西日は強く、まだ暑い。
何時もより少し遅めの夕食の、途中、電話。 
 
「もしもしS子です、変な時間に済みません、貴女の声が聞きたくてお電話しました」「何かあったの?」
「体の具合が悪くて、足ががくがくして、どうしょうも無く、寂しくて、孤独で…」書いたらきり無く、応答が続く。入院前のS子さんに戻った感じ。あの頃の『鬱』は、すっかり忘れている。「私、今、鬱なの」「それで其の病院に入ったのでしょ」「それは、違う」それ以上は、云われない…    同じ事を繰り返して、こちらは、ただ、慰めるだけ…病院だから、以前の様に、長電話は、無いと思うけれど、    「又、度々掛けてもいいですか?」専門の先生もいらっしやるし、相談する、介護師さんもいるのに、    困った事になりました。