又福田さんの所に行く。

3時過ぎてから、お隣にホットパットをしに行く。今日は、パットを済ませてから、二階に行く、福田さんは、気さくで誰にでも話し掛ける話上手な人で、羨ましい性格。直ぐ時間が過ぎてしまう。
 
今朝草場さんに、救急車が入った。最近よく来るので、そのまま忘れていたけれど、福田さんの話では、同室の方の、ご主人が、怪我をして、今日入院されたと、話された。「今朝の救急車は、其の方ね」と言ったけれど、病室には、ピーポーは聞こえないようだ。ご夫婦で、入院なんて、お気の毒に・・と思ったけれど、其の奥さんは、怪我の様子も知らないらしく、福田さんの、問いにも、「1週間で退院でしょ」と人事のように言って、ケロリとした顔。自分の病室に戻っていった。何かとても、妙な、気がした。
  
「お食事ですよ」と、看護師さんの声。あらもう5時、(此処の夕食は5時)慌てておいとまごい、「又来てね、もっと早くね」と、話したりなそう。お盆に載せられた食器は、家で食べるような器で、ご飯のお茶碗も可愛い模様の蓋付き。「あらいいな、私も此処で食べたいわ」小声でつぶやいた。
元気な人は、3階の食堂で、食べると、言われて、彼女は3階、私は、階段を、下に降りた。
家に帰って、私は今から、夕飯の支度、誰か、作ってくれないかなー。